面白クイズ
問題−02
あっ! 山火事や! 野火や!
中央アフリカでは5月から10月が概ね雨期で、あとは乾期である。
11月頃に乾期が始まって、12月も終わりに近づくと、サバンナの草は枯れて茶色に変色する。
そうすると毎日のようにどこかで野原が燃え出すのである。
時には、村の草葺きの家に燃え移って、大きな被害を出すこともある。
なぜこのようなことが起きるのだろう。
次の3つから正解を選んでください。
答1
ネズミを捕る
答2
焼き畑を行っている
答3
神様の仕業
中央アフリカの村人は主食がキャッサバでキャッサバの葉を煮た物をおかずにしている。
これでは動物性タンパク質がないので、野焼きをして、「熱 〜 〜 〜 い」と言って逃げてきたネズミを捕って食べる。
これは世界中で見られる焼き畑である。
ラテライトの土は痩せていて、農作物が育ちにくい。
毎年、乾期には新しい土地の枯れた草を焼いて焼き畑にする。
サバンナと言っても、木はある。その木が枯れて、風の強い日には隣の木とこすれた時の摩擦で火が起きる。
よく写真を見ると危ないので村人が監視しているのが分かる。