トリニダード・トバゴの国旗 はじめに
トリニダード・トバゴ共和国(2003年8月作成)
カリプソ・スチールバンド・カリブ海に浮かぶ楽園

てっちゃんはトリニダードトバゴ共和国で化学プラントおよび橋梁の建設に1984年1月〜1986年12月まで従事した。

このページはそのときのアルバムの写真を抜粋して作成したものである。

すべての写真は
クリックすると拡大されます
ポート・オブ・スペイン
トリニダードトバゴの首都 ポートオブスペイン
トリニダードトバゴはトリニダード島とトバゴ島からなっており、カリブ諸島のもっとも南、南アメリカ大陸に近いところに位置し、経済の中心はトリニダード島である。と言ってもどこにあるのかさっぱり分からないと言う人はまず左のメニューから地図をクリックして欲しい。

この国の人はは農園で働かされていた奴隷の子孫のアフリカ系の黒人と、奴隷制度が廃止されてから連れてこられたインド系の人がほぼ半分ずつである。他に黒人とインド系の混血と、原住民、いわゆるインディオの混血がいる。

経済はどちらかと言うとインド系が握っていて、政治はアフリカ系が握っている状態でうまく機能していて、それほど人種間の対立は激しくない。

元英領のカリブ海諸国で構成するカリビアン経済共同体の構成国である。ジャマイカと盟主の座を競ってると言う話しであるが、それほどがんばっているようにも見えない。

この国は日本人にはあまりなじみがないが、カリプソのリズムの発祥の国と言うと知っている人がいるかもしれない。
1950年代後半に一世を風靡したバナナボートがカリプソであるが、残念ながらカリプソを実際に世界に広めたのはトリニダード人ではない。
バナナボートはジャマイカで黒人がバナナをボートに積み込む時に歌っていたのをアレンジしたものと言われていて、ハリー・ベラフォンテが歌った。
てっちゃんが小学生のころに浜村美智子が日本版を歌い、その迫力に驚いたものである。

スチールバンド
トリニダード独特の スチールバンド
(ドラム缶を加工して作る)
トリニダードといえば、このカリプソに、スチールバンド、カーニバルである。
スチールバンドは第二次大戦中の物資がないときに音楽好きなこの国の人がドラム缶を楽器代わりにたたいていて、不思議な音を発見したらしい。
ドラム缶のふたを切り抜き、輪切りにしたものをひっくり返し、底をへこまして作る。
へこまし方と、ドラム缶の輪切りにするときの長さで音程が変わる。
それを2本のばちを高速で振動させながら叩くと、打楽器とは思えない連続音が出て、美しいメロディーが奏でられるから不思議である。

トリニダードのカーニバルは毎年2月ころ(イースターの時期によって変わる)に行われる。 ブラジルのリオのカーニバルに比べるとこじんまりとしていて、健全で暴力沙汰などはめったに起きないことから、アメリカやカナダ、イギリスから多くの客が訪れる。
トリニダード人はそれほど裕福ではないが、カーニバルのために生きていると言うところがあり、毎年カーニバルが終わったとたん、次の年の準備に取り掛かる。

トリニダードは特に観光地と言うものはないが、隣のトバゴ島はサンゴの海が美しく、ダイビング等のマリンスポーツが楽しめる。
観光立国ではないので、返って自然な楽しみ方ができる。
もうひとつ、建設関係者、特にアスファルト舗装の技術者にはトリニダードアスファルトを忘れてもらっては困る。
この国には天然のアスファルトでできた湖があり、そのアスファルトが世界中に輸出されている。
このアスファルトは特殊な舗装に必要であり、この国でしか取れない。