ラオスの国旗
ラオス人民民主共和国
2006年7月1日
てっちゃんねっと・トレーニング・センター 開所

てっちゃんねっと・トレーニング・センター
凱旋門から見た てっちゃんねっと・トレーニング・センター
(ビエンチャン・ハイスクールの構内にある)
    てっちゃんは長年勤めた会社を早期退職し、早期退職報奨金の一部を活動の資金にして、2005年7月にラオスの首都ビエンチャンへ来た。

    そして、高校生を無償で教育するためのトレーニングセンター開設の準備を進め、手続きに1年かかったが、2006年7月1日に開所式を行った。

    ラオス政府はてっちゃんの活動に理解を示し、ビエンチャンハイスクールの構内にある、述べ床 約330mの建物を無償で貸してくれている。     改装費や光熱費等を含む運営費はもちろんてっちゃんの自己資金であるが、この建物がないと とても活動は開始できなかった。生徒32名でコンピューターと日本語の講座を開始し、その後も毎年新しい生徒を募集し、講座を開いている。
てっちゃんねっと・トレーニング・センター
    2006年10月にラオス語・日本語/日本語・ラオス語の辞書を完成した。本来、ここの生徒が使うためのもので、内容は間違いだらけであったが、その後も更新作業を続け、2013年1月に改訂版を発行した。これは語彙数が約13000で、重要単語に例文を付けるなど本格的なの辞書である。 販売はしていないが、ダウンロードして自分で印刷できる。またコピーも自由である。
    アンドロイドのスマホをお持ちの方はアンドロイドアプリをインストールできる。
    オンライン辞書 を使えばブラウザーのあるPC、スマホ等で使うこともできる。

    2007年8月にラオス語版の「おりがみくらぶ」のホームページを立ち上げた。
これは、新宮文明氏の運営する「おりがみくらぶ」を当センターの生徒の学習の教材として利用したもので、氏の了解を得てホームページとして公開した。これを使って、おりがみ教室を時々開催している。

    2008年9月から国立リハビリセンターにいる8歳から22歳までで点字の読める目の不自由な子供たちに日本語を教えていたが。お互いの時間の都合が付かず中断している。今後、ラオス語の読みものの点字の本を発行したいと考えている。

    これ以降、ラオス語点字に関する考察を深め、パソコンによるラオス語点訳システムを構築中で、これは、ほぼ完成している。今後、ラオスの点字ボランティアグループと協力することになっている。

    2018年7月1日からは妻が会長を、私が副会長としてビエンチャン・ロータリークラブの活動にも参加している。

    センターは凱旋門のすぐ横で分かりやすいところに位置していますので、ビエンチャンに来られることがありましたら是非お立ち寄りください。(詳細)

Tetchan-Net Training Center

センターの地図
開所式

開所式