地方の郵便局
ビルマの郵便事情は非常に悪かった。エアーメールを送る場合、ビルマからであればラングーンの本局へ持っていけば無事に配達される確率が高いが、地方からだと切手が高額なためはがされてしまうことが多い。
日本から送る場合は、切手を貼らない航空書簡が、配達される確率が高く、切手を貼る場合は50%くらいの配達確率であった。
手紙のやり取りには、皆、通し番号を振ったものである。
地方の普通の民家
木造が一般的で、竹を屋根や壁に使っていることが多い。
ピーナツの取り入れ
やせた土地でもピーナツは穫れる。プロジェクトサイトの付近はやせた土地が多く豆類の生産が多かった。
野菜、肉、川魚等の食料品は豊富である。
路線バス
トラクターで牽引するタイプ。 バス、トラックにはトラクターが使われる。
レストラン
蝿の多いのには驚かされれる。
客のいないテーブルには蝿が一面に止まっているので表面が真っ黒で、客が座ると一斉に飛び立つのでテーブルの色が一瞬に変わる。
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現地の女性
鍋釜を頭に載せて運んでいる。 女性が頭に物を載せて運ぶ習慣は、東南アジア、アフリカでは一般的である。
牛車
貨客両用の一般的な交通手段。
牛は農耕用、牛車用に使われる。 少し裕福な農家では馬を飼っていて、乗用に使われる。
市場
一見、何でもあるが、本当に欲しい物はないことが多い。
しかし、毎日が閉鎖されたところでの生活であったので、休暇を貰って来るこの市場は息抜きの場所であった。
社会主義国なのでこの市場は正式には闇市であるが公認の商店にはほとんど品物がない。
水浴
ドライブイン
幹線道路には所々にある。
川には橋が架かっていない場合が多く、雨が降ると渡れなくなる。
川の水位が下がるまでここでのんびりと待つ以外に方法はない。
乾季になると「ポエ」とよばれる劇団を土地の有力者が招請し、安い入場料を取って村人に観せる。
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